赤羽根日誌 592 ハリギリ 一日一種の生き物記録

ハリギリの冬芽

過日、林縁で見かけたハリギリの冬芽を観察した。

枝は、灰褐色で、するどい刺と皮目がある。

冬芽は、半球形あるいは円錐形で、23枚の芽燐が見え、暗紫褐色、無毛。

冬芽は卵状円錐形で先は尖る。頂芽は長さ約59mm

寒気の中で、ハリギリの冬芽を見られるのが嬉しい。

 

高村光太郎の詩の中にある「きりきりともみこむような冬が来た」の情景を思い浮かべた。