ヒメイチゴの花
道端で見かけたイチゴノキは、背丈が3m以下であり、庭木として植栽されていだ。
南ヨーロッパを原産とするイチゴノキの矮性品種(背が高くなりにくい品種)で、冬にできる赤い果実や秋に咲く白い花を観賞するため主に植栽されたのかもしれない。
開花は⒑~12月に終わったと見えて、アセビやブルーベリーに似た白い小花の密生がわずかに残っていた。花の少ない冬季の道端においては目に留まった。
葉はイチゴノキと同じで枝から対になって生じ、長さ3~8センチ、幅1~2cmほどになる。長楕円形で先端が尖り、縁には全体に粗いギザギザがある。