ユズリハ
漢字表記は、「譲葉」のほか「杠葉」。正月飾りに使う木としても知られている。
新葉の成長を見届けてから古葉が落ちるのが名の由来。ユズリハ科ユズリハ属の常緑樹。
新葉が揃うまで古葉が落ちず、新旧の葉が着実に入れ替わる様子に円満な世代交代や子孫繁栄を託したもので、縁起の良い木として記念樹に使うことも多い。
本種は、葉の軸が赤いユズリハ。赤くないアオジクユズリハもあるようだ。
日本原産の木であり、東北地方南部以西の内陸部に自生しているが、樹形が整いやすいため街路樹としても植栽されている。