畑に1羽の飼育ハト
カラーリングの足環がついた1羽のハトが、畑で穀類をついばんでいるところを目撃した。
足環がはめられているということは、人によって飼育されたことを意味する。
ハトレース協会の足環がつけられていないところを見ると、生まれてからしばらくたってから伝書鳩の群に混ざって飼育された個体である可能性が高い(住所や番号が刻印されたものなどは、通常生後1週間内に飼い主によってつけられることが多い)。
当地には、定期的に約100羽のドバトが畑の餌を求めてやってくる。
観察したハトは、これらドバト集団の構成員でもなく、また近くの伝書鳩の飛翔中のものでもないことが、周囲の状況から判断できた。
中学から大学時代に伝書鳩を飼育した経験があることも、上記の判断に役立った。
最大30羽の伝書鳩を飼育していた時、栗系統の雄鳩がいた。
この1羽のハトを見たとき、飼育していた雄鳩の子どもとよく似ていた。
高校時代に飼育していた伝書鳩や飼育小屋、飛翔訓練時のノートなどの記録が手元にあったので、アップすることになった。2枚目からのモノクロ写真は、当時のもの。
(詳細は、苗川のホームぺージ「伝書鳩の飼育・観察記録を参照)。