道端にイヌタデ
茎先に、穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の小花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼である。萼は5つに深く裂けて花びらのように見える。
葉の特徴葉は楕円形で、互い違いに生える。
花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、黒く熟する。
イヌタデの名は、「食べられない蓼」という意味合いがある。別名をアカマンマ。
父が遺した俳句集「蓼の花」(鳳書房.1983年)には、東京・世田谷に在住時、蓼の花を詠んだものがあり、懐かしい想い出が蘇ってくる。