ソヨゴの実 観察
モチノキ科モチノキ属の常緑高木。
ソヨゴは、光沢のあるグリーンの葉と赤い果実が目立つ。
果実には2~4cmの長い柄があり、葉の間からぶら下がるように実っている姿が美しい。
ソヨゴは雌雄異株なので赤い実をつけるのは雌株。
雄株が近くにないとうまく結実しないこともあるようだ。
和名の由来は、風によってさわさわと葉擦れの音を立てることから「(風に)そよぐ」が変化してソヨゴとなったとされている。
漢字では「冬青」。
樹皮は灰褐色で滑らか。
葉は4~8cm前後で卵状の楕円型をしていてやや薄い革質で艶があり縁が大きく波打つ。
8mmほどの果実は球形で秋に赤く熟して果柄が長くぶらさがっている。