赤羽根日誌 518 スカシタゴボウ 一日一種の生き物記録

散歩道でスカシタゴボウを観察

 

同じアブラナ科のイヌガラシに似ているが、果実は円柱形で、細長い果実をつけるイヌガラシと区別できる。葉の切れ込みが深いのも特徴。

一年中生育が観察でき、花は、秋や厳冬期にも開花している。

茎の先には花穂をつけ、柄のある小形の黄色い十字状花を多数咲かせる。

 

スカシタゴボウの名の「スカシ」の意味は不明であるが、「タゴボウ」は、根をたんぼに生えるゴボウに見立てて名づけたともいわれている。

 

また、スカシタゴボウは、山菜となり、根を煮るとゴボウの香りがするといわれている。