休耕田のタデ
ヤナギタデとオオケタデと思われる紅白のタデを見かけた。まとまっていると、人目を引きつける。
タデには食害する昆虫がいるため、昔から「蓼食う虫も好きずき」の諺がある。
タデを見ていると、東京・世田谷で過ごした少年時代が蘇る。
ヤナギタデは、花序はややまばらで白色の小さな花を付けており、開いている花は少なく花穂の先は垂れている。葉は細長く柳の葉に似ているところからヤナギタデの名前がついた。
オオケタデは、原産地は中国、インド、マレーシアなど 日本へは江戸時代に観賞用として渡来 今では野生化して北海道から沖縄にかけて分布している。