ツルボの群生
ツルボの群生を墓地法面で観察した。ユリ科の多年草。
葉の間から20センチから40センチくらいの花茎を立て、柄のある花が花茎に均等についている。花は密につき、薄い紅紫色をしている。葉の特徴葉は線形で、2枚が根際から生える。
ツルボの名前の由来は、花を咲かせる姿が連なって見えることから連穂(ツルボ)とよばれるようになったという説や球根の皮を剥ぐとツルっとした坊主頭のように見えることにちなむなど諸説ある。
別名を参内傘(サンダイガサ)という。これは、宮中に参内するとき貴婦人が使った柄の長い傘を畳んだ形に見立てたものだそうである。