赤羽根日誌 458 ショウジョウソウ 一日一種の生き物記録

道端の日当たりの良い場所に、ショウジョウソウガ咲いていた。

ショウジョウソウ(サマーポインセチア)は、熱帯アメリカに分布するトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の一年草。

分布域は、アメリカ合衆国南部からメキシコ、カリブ海を経て南アルゼンチンにあり、森林の最下部、河川の土手や崖、道端や空き地などに自生している。

観賞用に栽培されていたものが逸出して各地で野生化しており、オーストラリア北部の沿岸地域では一般的に見られる草花の一つとなっている。

日本には明治時代に渡来し、逸出したものが九州以南の一部の地域で野生化している。

 

花期は7月~10月。花期になると、上部で分枝した茎の頂部に花序を出し、小さな花を多数咲かせる。花序はトウダイグサ科の植物に特有の杯状花序で、ユニークな形をしている。杯状花序とは、合着してカップ状になった総苞の中に、雄花数個と雌花1個が包まれる形になった花序。