赤羽根日誌 443 ハナシュクシャ 一日一種の生き物記録

畑入り口でハナシュクシャを見かけた。花被片は6枚あるが、外花被3枚は合着して花のつけ根にある。 内花被3枚はつけ根は合着し、先が3つに分かれる。もう1枚、唇形の花びらがあるが、これは雄しべが花びらの形になっている。 また、飛び出している蘂は、雄しべと雌しべが1つになったものである。葉の特徴葉は長い楕円形で、互い違いに生える。属名の Hedychium はギリシャ語の「hedys(美味)+chion(雪)」からきている。花が雪のように白く甘い香りがすることから名づけられた。 種小名の coronarium は「花冠のある」という意味である。 流通名はジンジャーである。 これは英名のジンジャーリリー(ginger lily)やホワイトジンジャー(white ginger)からきたものである。