赤羽根日誌 442 フジの実 一日一種の生き物記録

10日前から、道端で初めて見かける実が木からブラ下がっており、気になっていた。以前、フジの花を見かけた場所にも、同じ実があるのがわかり、この植物の正体が「フジ」であることが判明した。フジの実は、長さ十から二十センチほどの大きな豆莢をつけていた。

 

果実は豆果(莢果)で、狭披針形。平たく、短毛を密生する。長さは1020cm。総状花序の一つの花が、一つの豆果になるので、花軸に豆果がぶら下がっている。多くの花があっても13個ほどしか結実しないので、1つのフジの木には、わずかしか見られない。