赤羽根日誌 421 ハツユキソウ 一日一種の生き物記録

路傍で葉の色が変わった植物を見かけた。葉に白い斑が入り、涼しげな姿に足を留めた。

調べると、ハツユキソウであることがわかった。

北アメリカ原産のトウダイグサ科植物。草原や牧草地などに自生しており、アメリカでは広く栽培され、逸出したものが各地で野生化している。

ハツユキソウの花期は7月~10月。花期になると、真っ直ぐに伸びた茎の頂部に多数の花序を出し、小さな花を咲かせる。花序はトウダイグサ科の植物に特有の杯状花序(ハイジョウカジョ)で、ユニークな形をしている。カップ状になった総苞の中に、雄花数個と雌花が包まれる形になっている。