林内でヤブミョウガを目撃
ツユクサ科ヤブミョウガ科の多年草で、薄暗い暗い林や藪に生え、葉の色や形がミョウガ(ショウガ科)に似るため命名された。
日本以外でも東アジアの各地に分布する。地方名はヤブショウガなど。夏から秋にかけて花茎が伸び、直径6ミリほどの小さな白い花が、茎の上部に段々に集まって咲く。
花には両性花と雄花があるが、いずれも一日しか持たない「一日花」。しかし、タイミングをずらして次々に咲くため、花期は1か月間ほど続く。
葉はミョウガに似るが、緑色がより濃く、表面はミョウガのようにつるつるせずにザラついている。