黄色くて大きなズッキーニの花は、よく見るとキュウリの花の形によく似ている。同じウリ科の野菜でも、ズッキーニとキュウリの花には大きな違いがある。キュウリは受粉せずに実をつける単為結果性(たんいけっかせい)の野菜ですが、ズッキーニは雌しべに雄しべの花粉がつき、受粉することで実ができる。ズッキーニの花は、雌花と雄花が分かれており、この二つが同じ開花時期を迎え、受粉することでズッキーニの実が出来る。ズッキーニのこどものような花が雌花。茎からすっと伸びた、少し大きめの花を咲かせるのが雄花。
当地においても、遠くからズッキーニの花がよく目立つのがわかる。