アメンボの交尾行動を観察
アメンボは、水面で脚を微妙に上下させて自前の波を発生させ、 これを求愛行動や個体間距離の維持など、仲間同士のコミュニケーションに利用しているといわれる。
近年の研究によると、アメンボの求愛行動は、まず雄が雌を呼ぶ文字通りの秋波を発生させ、雌が反応して雄に接近すると、雌も特有な波を送るらしい。これが受諾信号となって、雄は雌の背中に重なるように乗って交尾に至る。興味ある研究成果だ。
当地の水田において見かけた雌雄2個体。他にも、多くの個体が水面上を移動していた。