赤羽根日誌 380 シソ 一日一種の生き物記録

 

畑にシソ(紫蘇)を見かけた。草丈約70~80cm位。シソの葉は柔らかく、とてもさわやかでよい香りが特徴的とされる。また、一度育つとたくさんの葉が茂り、収穫してもわき芽から次々と葉が生えてくるといわれている。緑色の葉紫蘇は別名大葉とよばれている。シソの葉は緑色の他に赤紫色の赤紫蘇がある。赤紫蘇は、梅干しの色付けなどに利用され、シソジュースの材料としても使用される。シソは、中国、ベトナム北部、韓国、日本に分布。国内では縄文時代の遺跡からも発掘されていることから、古くからシソが生育していたことが分かる。

 

中国後漢末期の名医「華佗」が食中毒の治療に使ったことから、蘇りの薬草として世に広められたといわれている。そのことから紫蘇と名付けられたとも伝えられている。