道端でホソムギを見かけた。
ホソムギは牧草あるいは種子吹き付けによる緑化などに利用されるヨーロッパ原産の多年草。同属のネズミムギなどと自然交雑あるいは交配によって品種改良され中間的なものが広く分布しており、同定の困難な種である。緑化などではペレニアルライグラスと呼ばれ、牧草種子吹き付けにもよく利用されている。明治時代に牧草として輸入され、野生化。葉は長さ4~25㎝、幅2~5㎜。展開前の葉は中肋で折りたたまれる。花序は長さ12~30㎝の細い穂状で、果実は長さ約4㎜。
緑色で柄のない扁平な小穂を交互につける。小穂は長さ7~20ミリで、芒がほとんどない。