16日 6月 2021 赤羽根日誌 376 セイヨウオトギリソウ 一日一種の生き物記録 道端にセイヨウオトギリソウ。ヨーロッパ、アジア、北アフリカ原産で、日本でも野生化している多年草。草丈は1mほど。楕円形の葉を押しつぶすと、特有の良い香りがするらしいが、このことはあまり知られていない。乾燥した全草を「貫葉連翹(カンヨウレンギョウ)」と呼び、抗菌、止血、利尿作用があって、喀血、吐血、リウマチによる骨痛、胃・腸カタル、黄疸などに用いる。また、花の抽出エキスは軽~中度のうつ病に効果があるとされ、サプリメントとして世界中で広く愛飲されている。このような効用がある植物を初めて観察した。 tagPlaceholderカテゴリ: