赤羽根日誌 370 セスジナミシャク 一日一種の生き物記録

 

セスジナミシャクの初観察

 

散歩道にひらりと舞い降りてきた見慣れぬ小さなガ。頭を下にしていた。

調べると、セスジナミシャクであることが判明した。初観察であった。

黒褐色地に、白色線が網目状に走る翅を持つシャクガ。前翅には茶色い不定形の紋がある。

最初に見た時には、翅の模様に系統樹のような珍しい線が入っており、自然界にはこのような 美しい翅模様に進化してきたガが存在することに驚いた。

数十秒近く道路上に止まった後、飛び去ってしまった。

 

今回も、貴重な観察機会に恵まれた。