赤羽根日誌 353 チェリーセージ 一日一種の生き物記録

 

道端で初めてみる紅白の植物を見かけた。調べると、チェリーセージであることが判明した。シソ科アオギリ属の、アメリカ南部からメキシコが原産地の多年草。チェリーセージというのは英名がそのまま流通名になったもので、正式な種名ではない。葉からサクランボに似た甘い香りがすることから、チェリーセージと呼ばれている。花期は5月~11月。 分枝した茎の上部に花序を出し、径23㎝程度の唇形花を数輪、穂状に咲かせる。花の形が唇形花(筒状になった花の先端が上下に分かれ、唇のような形になったもの)となっている。一度に咲く花数は少ないが、長い花期の間咲き続ける。春から晩秋にかけて、鮮やかな紅色花を咲かせる。白と赤の二色の花びらのホットリップスという改良種が人気となっているようだ。