冬に電線上で見かけたときのシジュウカラの写真はあまりよく取れていなかった。今回は、藪の木の中で休んでいるところに遭遇し、カメラに収めることができた。さかんに毛づくろいを行っていた。枝から枝を飛び回り、ガの幼虫やアリなどの昆虫、木の実などを食べる。胸に黒いネクタイ模様を持ったスズメダイの鳥。頭部は、ほおに大きな白斑があり、周りが黒い。ネクタイの太いのが雄、細いのが雌である。県内では留鳥として平地から山地にかけて広く分布し、木があれば市街地でも観察され繁殖している(かながわの鳥図鑑、1992、神奈川県)。