赤羽根日誌 351 コアオハナムグリ 一日一種の生き物記録

 

ネギボウズにコアオハナムグリを目撃した。緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。体には、産毛状の細かい毛がたくさんはえている。林の周辺や原っぱで普通に見られ、個体数も多い。花に頭を突っ込んで食事をする様子から花潜り(はなもぐり)が語源になって名前の由来になっている。体長1116 ㎜。背面は緑色だが、変異が多く暗赤色や黒色のものもいるといわれる。生息場所はバラやヤブカラシ、ハルジオンなどの花が咲く草原や畑などに多く生息するが、観察時にはネギボウズの花粉、蜜を食べていた。