夜間、拙宅の玄関先にコクワガタ雄が飛び込んできた。家族が知らせてくれた。コクワガタの出現時期は6月からとなっているので、この時期に出現したのが意外に思えた。図鑑(日本の昆虫生態図鑑, 今井初太郎 .メイツ出版. 2016)によると、国産クワガタムシでは最も普通種。体形は平たく体色は黒色から暗褐色で光沢は鈍い。雄の大顎は細長く前方に伸びる。生息数も多いが、森林や雑木林ばかりでなく、都市部の小規模な緑地でも見られることがある。広葉樹の樹液に集まり、夜行性だが昼間も活動する」と記載されていた。それにしても、一体どのようにして拙宅まで飛来してきたのだろうか? 捕獲した日中の当地における外気温は26℃、湿度36%を記録していた。
体重測定したところ、約1gあった。当地においては初観察であった。