赤羽根日誌 340 ヨツモンカメノコハムシ 一日一種の生き物記録

 

林縁で複数個体のハムシを見かけた。調べるとヨツモンカメノコハムシであることが判明した。体長7.5~9mmの日本最大の大きさのカメノコハムシの仲間。扁平な体で体色は黄褐色~淡褐色をしている。4個の大きな黒紋と後端に1個の黒紋がある。半透明に見える部分は黄褐色をしている。もとは沖縄本島以南に生息していた南方系の昆虫だが、温暖化により分布を本州にまで広げてきたといわれている。本州や九州ではサツマイモの害虫になっているようだ。またヒルガオ科の植物を餌にしているようだ。当地においては初観察となった。