09日 5月 2021 赤羽根日誌 338 アカスジキンカメムシ 一日一種の生き物記録 林縁で見慣れぬカメムシを見かけた。調べるとアカスジキンカメムシという名の幼虫であることが判明した。体長は約16~20mm。写真は終齢(5齢)幼虫で、黒色で白色の斑紋があり、光沢があって渋い美しさを持っている。落ち葉の下や樹皮下で越冬した個体が出現し、今回観察する機会に恵まれた。成虫の体色は金緑色で赤色の斑紋があり、日本にいる最も美しいカメムシとして、昆虫マニアには人気のある種類とされる。成虫は初夏から広葉樹の樹上で見られるとされるので、今後、成虫と出会える機会を楽しみにしている。 tagPlaceholderカテゴリ: