赤羽根日誌 332 ヘビイチゴ 一日一種の生き物記録

 

畑のわきで地を這うように茎をのばして広がっているヘビイチゴを観察した。ヘビイチゴを観察するのは何年ぶりになるだろうか。これまで見過ごして過ごしてきたからかもしれない。和名は人間が食べないで、蛇が食べるいちごということらしいが、実際にはヘビは食べない。実は海綿質で食べてもおいしくないとされる。最近の遺伝子解析の結果から、ヘビイチゴはキジムシロ属に非常に近いものであることが明らかにされ、ヘビイチゴ属 Duchesneaからキジムシロ属 Potentillaに変更され、新名がつけられた(2008年)。