道路沿いにピンク色の常緑小高木を見かけた。トキワマンサク。国内では庭や公園に植えられていることが多い植物で、花色が濃いピンク色をしているのはベニバナトキワマンサク。マンサクの変種にあたり、紅紫色の花を咲かせている。葉が赤紫になる「銅葉」と緑色の「緑葉」が見られる。美しい花色で鑑賞価値も高いことから、庭木に広く利用されているようだ。名前の由来は、属名のロロペラルムはギリシア語のロロン(革ひも)とペタロン(花びら)からなり、花びらの形に由来
する。花は細いリボンのような4枚の花弁があり、春の開花期には枝先に集まるように咲くため株全体が花に覆われ、遠くからでも良く目立つ。花は細いヒモ状で初夏の初めに咲き美しい。