赤羽根日誌 302 コチドリ 一日一種の生き物記録

 

水田に見慣れぬスズメ大の野鳥。頭部を上下しながらあたりを伺い採餌していた。写真を拡大した結果、コチドリ成鳥であることが判明した。目の縁がリング状に黄色く、嘴が短いことからイカルチドリと区別できた。夏鳥として全国各地に渡来することが知られており、県内では、相模川や酒匂川の大きな川沿いで、繁殖が観察されている。保護色に包まれており、危険を感じると身を伏せ、親は擬傷を行う様子を映像で見かけたことがある。当地においては、今回が初観察の野鳥である。