赤羽根日誌 298 ソメイヨシノ 一日一種の生き物記録

 

この春は暖かい。当地におけるソメイヨシノが開花した。自宅近くでお気に入りのサクラを観賞することができる。ソメイヨシノは、江戸時代に産地の染井村の名をとって売り出されたといわれる。エドヒガンとオオシマザクラの雑種からつくられた園芸種。葉よりも花が先に咲くエドヒガンの性質と花が大きく一房に5~6輪咲くオオシマザクラの両方の良いところだソメイヨシノは自家不和合性を持ち、受粉しても種子ができない。そのため接ぎ木で増やしていくしかなく、すべて遺伝子が同一。同じ地域のソメイヨシノ「がほぼ一斉に開花するのは、このような理由があったからである。サクラが咲くと新しい1年が始まることを知らせてくれる。