赤羽根日誌 292 ブロッコリーの花 一日一種の生き物記録

 

私たちがブロッコリーとして食べているのはツボミの部分。普段食べている花蕾の部分を、花の蕾が集まったまま、収穫せずに放っておくと花が咲いている状態を見ることができる。野菜としては花が咲いた時点で商品価値を失ってしまうが、綺麗に咲いている花をカメラに収めた。ブロッコリーは、花を食用していたキャベツの1種が、イタリアで改良された末に生み出された。古代ローマ時代から親しまれていたようで、15世紀前後に栽培が始まったといわれている。日本に渡来したのは明治の初期で、昭和40年代から一般的向けに広く販売されるようになった。