赤羽根日誌 290 ヒメオドリコソウ 一日一種の生き物記録

 畑地において、ピンク色のじゅうたんを敷いたような群生植物を見かけた。アップして確かめるとヒメオドリコソウであることが判明した。ヨーロッパ原産の帰化植物の越年草であり、明治時代以降に国内に入ってきた春の花の一つとされている。淡い紅色の唇形花を上部の葉腋に蜜につけており、下唇にある赤い模様は昆虫に蜜のありかを教えるマークとされている。上部にある葉は、紫色になっている。