赤羽根日誌 286 ミツマタ 一日一種の生き物記録

 

散歩道の道沿いの庭にミツマタの花が咲いているのを観察した。ミツマタは、新芽が芽吹く前に花を咲かせ、早春を告げる花として親しまれているジンチョウゲ科の落葉低木。ミツマタは、黄色の花が丸く密集した状態で咲いている。花に見える部分は、萼が変化したもの。枝は三つに分岐していることから名前の由来がある。三つに分かれた枝の先に蜂の巣のような形状の花を下向きに咲かせている。樹皮は強い繊維があり古くから紙や紙幣の原料とされていることで有名である。近くでミツマタが観察できたことが嬉しい。