赤羽根日誌 280 クサソテツ 一日一種の生き物記録

 

赤羽根山のくぼみで一塊のクサソテツを見かけた。渦巻き状に葉を巻いた若い芽を観察。葉には胞子葉と栄養葉があり、栄養葉が繁った姿をソテツに見立ててこの名が付いたといわれる。大きな羽状の葉を優雅に広げる夏緑性のシダ植物。ソテツの羽状葉を柔らかくしたような形をしている。この植物を見ると、20代の頃に新潟県糸魚川市の山中でコゴミを採集してんぷらにして食べた思い出が蘇る。