赤羽根日誌 260 ラッパズイセン 一日一種の生き物記録

 

散歩道の数か所でラッパズイセンが開花しているのを観察した。ラッパズイセンの花は、花弁と萼片の6枚と、その基部につくラッパ状の副冠からなっている。副冠は形がさまざまに変化しており、色も白や黄色など多彩である。地中海沿岸が原産。最初に発見されたのはスペインのピレネー地方だといわれている。高さは20~30センチになり、芳香のある花を咲かせる。一茎一花で、ふつうの「すいせん」に比べて副花冠が長く、ラッパ状になるのが特徴。イギリス王立園芸協会の分類では、副花冠の長さが花弁と同じか、それ以上のものをいう。