林縁の散歩道で1羽のスズメ大の野鳥を見かけた。その場に立ち止まり、しばらく観察しながらカメラに収めた。図鑑で確認するとジョウビタキの雌であることが判明した。全体がオリーブ色で腰から下がオレンジ色、翼には白斑が見られた。昨秋には雄を観察し、雌の目撃を期待していた。今回、偶然にも目の前に現れ、嬉しい出会いであった。枝先から地上に降り立ち、何かを採餌しようと探索し、再び枝先に戻り、あわただしく行動していた。ジョウビタキは、冬鳥として全国に渡来し、林縁や農耕地などに生息することが知られている。また、雌雄ともに1羽1羽が縄張りをもって生活することが図鑑に記載されていた。