赤羽根日誌 249 オオイヌノフグリ 一日一種の生き物記録

 

道端にオオイヌノフグリが開花し始めた。ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化したことがわかっている。路傍や畑の畦道などによく見られ、早春からコバルト色の花を咲かせる。春の訪れを感じさせる植物の1つである。花弁は4枚、雄しべは2本である。名前は、果実の形が犬のふぐり(陰嚢)を連想させることに由来している。草丈が10cm20cmほどで地面を這うように育ち、丈夫で繁殖力が強く、自生する場所は土手や公園、空き地などの日向を好む。花は太陽に反応して咲き、日が暮れるとしぼむ1日花。開花の時期は長く25月と次々と花を咲かせる。