散歩道途中で放し飼いにされた鶏を見かけた。有志で採卵のため共同飼育しているという女性に聞いてみると、「もみじ」という品種の鶏であることを教えてくれた。「もみじ」は、鮮やかな朱色のトサカと茶色の羽毛が特徴。現在、国内で消費される卵の96%が国内産で、その卵を産む鶏の親(祖父)は約94%が外国からの輸入に頼っている。日本全体でたったの約6%の貴重で純粋な国産鶏の1つが純国産鶏「もみじ」と呼ばれる鶏種。純国産鶏もみじは国内で育種改良をしているため、日本の風土に良く合い、日本人好みの濃厚な味わいと美しい殻を持つ高級赤たまごを産む。卵の色は赤玉。産卵数が多く、年間約300個近く産卵するそうです。また病気になりにくく、ストレスにも強いために、比較的飼いやすい品種であり平飼いにも向いているといわれている。