赤羽根日誌 240 ノボロギクと霜柱 一日一種の生き物記録

今朝、散歩道で霜柱とノボロギクを見かけた。霜柱との組み合わせに心躍らせてカメラに収めた。霜柱は、冬の最低気温が、しばしば0 ℃~-10 ℃になるという気象現象と、火山灰を含むという土壌条件の両方をそなえ、しかも雪の少ない地方の地表によく見られる現象である。わが国では関東平野がその代表的な地域である(金光達太郎,「霜柱の生長に関する研究」, 1982)。ノボロギクは明治始めに帰化し、畑などの他、道路のほとりや植栽枠の中などに普通に生育しているキク科植物。真冬でもしっかりと花を咲かせているノボロギクに思わず声をかけたくなった。