赤羽根日誌 217 ヤダケ 一日一種の生き物記録

 

ヤダケ。成長しても皮が桿を包んでいるためササに分類されている。また、節間が長く、太さが一定であることや曲がりに対する強度が高いため「矢」に使われた。和名は弓の矢の材料として用いたことに由来している。現在は庭園竹、盆栽、釣竿、筆軸、装飾用窓枠などに利用されている。当地においては、赤羽根山に生え、茎は高さ約4メートル、直径約1センチで、節から枝を出し、先に披針形の葉を数枚つけている。