この樹、何の樹、気になる樹。ここ3週間ほど樹皮に傷模様のある樹木を見ていた。樹木・樹皮図鑑を何冊も手に取って調べつくしたが、写真の樹皮は記載されていなかった。蕾がついていたので、花が咲くまで待つことにした。花の特徴から「ヤブツバキ」であることがわかった。それにしても、当地のヤブツバキの樹皮に傷模様があるのは何故だろうか?数ケ所にある林縁のヤブツバキには、すべて樹皮に傷模様がある。ネットで調べていくと、「樹皮には細かな皴や模様が出ることもあるが触り心地は滑らか。ときに微細なしわがある。樹皮が薄く傷付きやすい」との記載があったので、このようなことがあるのかもしれないと考えた。この謎は、今後の課題として探究していきたい。