これまで当地の里山・林縁においては、タイワンリスの鳴き声を時々聞くことがあったが、素早い行動をするので、カメラに収めるのが難しかった。12月23日、林縁から出てきたタイワンリスが電線上でじゃれあっている場面に遭遇し、あわててカメラのシャッタ-を連写した。タイワンリスの鳴き声には、危険を感じるときの警戒音と写真のように個体間でじゃれあっているときの発声音があると思われる。写真の個体は、体毛が短く、毛色は背面が灰褐色のような色合いで、黒と黄土色の霜降りになっていた。
また、尾は体長と同じくらい長くてフサフサトしていた。雌雄のペアと思われる。現在、タイワンリスはアライグマなどと共に特定外来生物に指定されている。神奈川県茅ケ崎市赤羽根の里山においても移入定着し、時々目撃することができる。