12月4日から温湿度計を使用し始めた。今朝は、外気温16度、湿度51%の林縁においてキタキチョウが翅を休めていた。キタキチョウの仲間は、本州から南西諸島にかけて分布し、これまで全部まとめてキチョウとして扱われていた。しかし、従来のキチョウには2タイプあり、本州から南西諸島まで分布するタイプ(キタキチョウ)と南西諸島のみに分布するタイプ(キチョウ)があることが2005年に明らかにされている(尾崎煙雄氏)。雌は雄よりもわずかに薄い黄色の翅をもち、雄は濃い黄色であるといわれている。今後、当地におけるキタキチョウの目撃事例が増えることによって、雌雄の違いを確かめてみたいと考えた。