11月に入ってから高さ4~5mの薄いピンク色したコダチダリアを数か所において見かけるようになった。コダチダリアは、中南米原産の大型ダリアで、日本では皇帝ダリアと呼ばれ、茎が木質化することから和名の「木立ダリア」に由来する。植物図鑑には記載されていなかったので、ネットで情報を調べていくと、最近日本でも良く栽培されるようになった園芸種であることが記載されていた。また、ダリア(Dahlia)という名前は、スウエーデンの植物学者Dahlに因み、1791年に発表されてからヨーロッパで盛んに栽培され、数多くの園芸品種が作り出されていったことを知ることができた。当地においては、今回、初めて観察した植物であった。