赤羽根日誌 157 クヌギとコナラの実 一日一種の生き物記録

当地の里山・雑木林の道端で、クヌギとコナラの実が落ちているのを観察した。落下して日が経過していたが、数多くの実を見ることができた。クヌギの実の周囲にあるお椀(穀斗)は、苞が変化したもので、このドングリを包んで保護している。過日目撃したクヌギシギゾウムシは、このクヌギに産卵することを思い出しながら観察した。コナラは、クヌギと並んで生育していた。お椀が網目模様であることは、少年時代に観察していた。クヌギとコナラの実を見ていると、東京・世田谷に在住時、野山を駆け巡った日々が甦る。