赤羽根日誌 146 シマスズメノヒエ 一日一種の生き物記録

水田内に毛虫のような雑草を見かけた。散歩の草花図鑑からシマスズメノヒエであることが判明した。図鑑によれば、ダリアグラスとも呼ばれ、暖かい地域では牧草として利用される。戦後に緑化植物として導入されたが、各地で野生化し、今では荒れ地にはびこる雑草となった。穂を構成するツブツブの部分(小穂)は、先のとがった楕円形で毛が多く、雄しべが黒っぽい色をしていることが記載されていた。立ち止まって、接近してみて、初めて観察できた植物であった。