赤羽根日誌 141 ムクロジ 一日一種の生き物記録

あめ色の丸い実が地面に落ちていた。上を見上げると落葉樹に実がなっていた。実を自宅に持ち帰り、大きさを測定した。直径約2㎝、中から黒色の固い種子があらわれた。図鑑(原寸で楽しむ身近な木の実・タネ, 多田多恵子. 実業之日本社)で調べると、ムクロジであることが判明した。晩秋から早春にかけて、この木の下では不思議な実が拾えると記載されてあった。黒い種子は、硬くて弾力があり、何と羽根つきの玉に利用されるとも記載されていた。新たな発見でもあった。