赤羽根日誌 140 ワレモコウ 一日一種の生き物記録

畑地にワレモコウ(吾亦紅)。枝分かれした先にあずき色の穂のような形で小さな花が詰まっており、上から下に咲き進んでいく有限花序という咲き方をするのが特徴とされる。あずき色の花は、花弁ではなく、葉が変形した「がく」である。この植物を見ていると秋を感じる。生け花では古くから生けられてきており、だいぶ前に友人が長野県を旅行した際に、ワレモコウを採集していたことを思い出した。