赤羽根日誌 131 コノシメトンボ 一日一種の生き物記録

水田脇コンクリート排水溝の蓋のうえに赤とんぼ。先日見かけたアキアカネと異なり、翅先端部に褐色班が見られた。種の同定には「里山・雑木林の昆虫図鑑」(今井初太郎, メイツ出版)が役立った。赤とんぼの検索図がでていたからだ。コノシメトンボであることが判明した。ノシメトンボとの区別に迷ったが、体色が赤色であることが決め手になった。図鑑によれば、オスは成熟すると全身が赤色になること、メスは背面が赤くなる個体もあることが記載されていた。ノシメトンボは赤くならない赤とんぼであることが記載されていた。今回、初めて観察した。