赤羽根日誌 114 ハラオカメコオロギ 一日一種の生き物記録

 

約1カ月ほど畑地の草むらからコオロギの鳴き声を聞いていた。声はすれど姿見えず。偶然にも草むらから乾燥した畑にコオロギが姿を現したところをカメラで連写した。図鑑で調べると体の特徴や生態からハラオカメコオロギと判明した。ハラオカメコオロギは、オスの翅が短くて腹部がかなり見えており、翅の先端は尖らない。また、腹部腹面の色が白っぽい。オカメコオロギの仲間は、森林の落ち葉の下を好むもの、浅い草地や畑などに住むもの、湿地や田んぼを住みかにするものの3種がいて、それぞれ、モリ、ハラ、タンボがオカメの先についたといわれる。